75歳以上ではピロリ菌感染率が高いので、胃がんリスクのスクリーニング検査としては不適当、という意見もあります。目黒区では75歳以上は胃がんリスク検診の対象からはずし、未受診の場合は74歳を対象年齢の上限としていますが、学術的根拠はありません。
ただし、2013年2月より、ヘリコバクターピロリ感染胃炎が除菌治療の保険適用対象になり、これには年齢制限は設けられておりません。また高齢者においても、特に都市部ではピロリ菌感染率が下がっており、スクリーニング検査の必要性が高くなることが考えられます。
対象年齢の上限は、現時点では、従来の胃がん検診の受診率、住民のニーズ、予算などから、それぞれの自治体が判断してよいと考えます。