8年前の検診の時点ですでにD群で、その時点でのピロリ菌感染はない、という説明がなされた可能性が一番高いとおもわれます。成人してから新規にピロリ菌持続感染が起こることはまれだからです。

また、ペプシノゲン法のカットオフ値ぎりぎりのところでは、微妙な測定誤差でA群⇔D群となってしまうこともあり、8年前から現在もピロリ菌感染のないA群相当の胃粘膜である可能性も否定できません。

まずは内視鏡検査で胃がんの有無と現在の胃粘膜の状態を診断し、尿素呼気テストによって現在のピロリ菌感染の有無を確認することをおすすめします。

ピロリ菌感染から胃粘膜萎縮の進展は無症状に進行します。また年齢とともに免疫反応が弱くなるので、現在感染が続いていても抗体価が陰性になっている可能性があります。