ピロリ菌感染を考慮すると、びらん性胃炎と表層性胃炎はピロリ菌と関係が少なく、他の3者は関連が非常に強いです。後者は胃がん高危険群です。このことをよく理解して胃炎の診断や事後処理をするのであれば問題ないのですが、よく理解せずに使われる場合が多いと思いますので、ピロリ菌感染胃炎疑いのものを慢性胃炎としてひとくくりにする方がよいです。逆に、ピロリ菌感染のないものは、「慢性胃炎」としない方がよいです。ただし、自己免疫性胃炎は除きます。